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やり方に囚われた男の末路

こんにちは、高田です。

今日は、手段と目的について考えてみたいと思います。

目標を達成したいと思ったとき、どの手段を選ぶかはとても重要です。

ただ、よく言われていることですが、「手段」が「目的」になってしまうことだけは避けなくてはなりません。

最近、僕自身も手段の目的化を経験しました。

この記事では、手段が目的化することによって起こる問題とそれを避けることで得られた効果、手段の目的化を防ぐために大切なことの3点について書きたいと思います。

 手段が目的化することで本来の目的はなくなる

手段の目的化を考えるうえで、最もわかりやすい例は「受験勉強」でしょう。

受験生の目的は「志望校に受かること」であり、「志望校に受かる学力を身に着けること」です。

その手段として「勉強を毎日6時間すること」が必要だとしましょう。

このとき、よく起こりがちなのが毎日6時間勉強することが目的になってしまうケースです。

そうなると1日6時間勉強すれば目的は果たされ、本来の目的である「志望校に受かること」を見失うことになります。

もちろん、目的を自分のコントロールできるところまで掘り下げてきて手段に落とし込むことは重要ですが、その手段を追い求めてはいけません。

目的を果たすための手段は無数にあり、どれもが本来の目的にたどり着くためのひとつの選択肢でしかないことを理解しておく必要があるでしょう。

 手段の目的化に気づいたことで得られた効果

最近、僕は自分の中で起きていた手段の目的化に気づくことが出来ました。

通勤で車を運転している時間がもったいないと思い、通勤中の車で音声入力で今考えていることをアウトプットするようにしました。

すると、同じ分量の文章を書こうと思ったら1時間程度かかるものが10分で入力できることがわかりました。

最近ブログの更新頻度が多いのはそのためです。(笑)

これまでは1時間空き時間があるときでないと書けなかった文章が、通勤中の10分で音声入力できるのです。

「自分の考えをアウトプットすること」が目的で、その手段は何であっても構わないのに、「文章は書くものだ」という手段への固執が生まれていたのです。

1時間かかっていたものが10分だけでできるようになる。(しかも運転しながら)

手段の目的化に気づいただけで、他のコスパの高い手段を手に入れることが出来たのです。

 手段が目的化しないために大切なこと

手段の目的化を避けるためには、あらゆる手段を一度は試してみることが重要です。

僕は何年も前から「音声入力って意外といいよ!」という情報を知っていました。

しかし、「話し言葉と書き言葉は全然違うし、どうせ構成を決めてから喋らないとまとまらないんだから、二度手間じゃん!」と試すことすらありませんでした。

もし、早く試していたらこれまでに僕が書いた記事×50分は他のことに使えたのです。

試してダメだったらやめればいい。

手段ってそういうものです。

目的を果たすための手段は無限にあることを理解し、今の自分がとっている手段を常に疑い、新しい手段を試してみる。

これこそが手段の目的化を避けるための唯一の方法なのです。

 まとめ

なんで最近こんなにブログを更新しているんだろう?

って感じていた方もいると思います。

特に深い意味はなく、ただ毎日の通勤で2~4記事出来てしまうからです。(笑)

僕にとってブログは自分の考えをまとめるためのものです。

なんとなくある思いや考えを「言葉」という器に入れることで、自分で理解できるようになるのです。

そして、その言葉が少しでも読んでいるあなたにプラスに働くことがあれば、もう大満足なのです。

天使と悪魔

指導者とは与える者ではなく受けとる者である。

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