こんにちは、高田です。
2ヶ月ぶりの投稿になります。忙しぶってサボってすみません。笑
今日は、メタ認知の有用性について考えてみたいと思います。
メタ認知とは、自分の認知を認知することを意味します。
わかりやすく言えば、物事に対して自分がどんな感情・思考を抱いているのかを認識することをメタ認知といいます。
別にその分野の専門家でもなんでもありませんが、メタ認知能力が高まることで仕事もプライベートも充実すると思います。
この記事では、メタ認知ができるようになることでなにが変わるのか、その能力を高めるためにどのようなことをすれば良いのかを考えたいと思います。
メタ認知ができると優しくなれる
最近、僕はメタ認知の有用性を感じる場面がありました。
それは特に人間関係において感じることが多いです。
例えば、相手の言動に対して負の感情(怒りや悲しみなど)を抱いたとしましょう。
メタ認知をしなければ、負の感情に流され、顔を真っ赤にして怒鳴り散らしてしまったり、ズーンと落ち込んでしまったりすることもあるでしょう。
しかし、メタ認知ができれば、まずは自分が負の感情を抱いていることを理解し、なぜそのような感情を抱いたのかを分析し、そっとその感情を自分とは別物として手放すことができるのです。
つまり、感情(認知)と自分本体を切り離すことができるということです。
物事に対して、良くない感情や考えを持つのは至極全うなことです。
だから、それ自体をどうにかしようとするのは難しいでしょう。
認知を認知し、それを手放すことで、自分や周りの人を許すことができるようになるのです。
僕はこの状態を「優しい」と呼んでいます。
メタ認知ができると優しくなれるのです。
負の感情を抱き、怒鳴り散らすのは、自分にも相手にも辛いことです。
負の感情を自分と切り離し手放せば、自分にも相手にも優しくなれるでしょう。
メタ認知能力を高める方法とは?
僕は、メタ認知能力が高い方だと思います。
自分が今どのような感情を抱いているのか、なにを考えているのか、どのような判断をしようとしているのかなど、常に自分の認知に目を向けています。
もちろん、仕事柄といってしまえばそこまでなのですが、振り返ってみると主に大学時代にこの能力が高まったと感じています。
では、どのようなことをしてメタ認知能力が高まったのかを解説したいと思います。
最初に断っておきますが、一般的なメタ認知能力の高め方については他の専門的なウェブサイトに譲ります。これは100%自己流です。
大学生時代にメタ認知能力が高まったひとつの要因は「1人でいる時間が圧倒的に長かったこと」だと思っています。
なぜ1人でいる時間が長かったのかはさておき、自分と向き合うことしかやっていなかった4年間だったので、そのときに僕のメタ認知能力が高まりました。
テニスの指導や事業について試行錯誤するなかで、様々な出来事を経験しました。
それらの出来事に対する自分の感情や考えに目を向け、分析し、落とし込む。
この繰り返しを4年間毎日行っていました。
その結果、メタ認知能力が高まったのです。
だから、まずは「自分と向き合う時間をつくること」がメタ認知能力を高めるために重要なのではないでしょうか。
なにか自分の感情を動かすような出来事があったとき、そのまま感情のままに行動するのではなく、感情を無視するのではなく、感情に向き合うのです。
それこそがメタ認知能力を高める効果的な方法なのです。
まとめ
偉そうにメタ認知について書きましたが、冒頭でも述べたように僕はその分野の何者でもありません。
でも、自分ととことん向き合い続けることが、芯のある優しさを手に入れることにつながるのは確かです。
大切なのはいかに逃げずに自分と向き合うかです。
精神的に辛い出来事があったとき。
いかに逃げずに自分と向き合えるか。
その出来事が精神的に辛いわけではありません。
その出来事に対して、自分が精神的辛さを感じているだけです。
だから、その精神的辛さの原因は自分の中にあるのです。
それが理解できれば何事に対しても「優しさ」を保つことができるのです。
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