こんにちは、高田です。
今日は、失敗について考えてみたいと思います。
僕は、基本的に失敗に対してくよくよするタイプではありません。
子どもの頃は、テニスの試合で負けたり、テストで思うような結果が出なかったりしたことを「失敗」と捉え、落ち込むこともありました。
ただ、いつの日から「失敗」というものの捉え方が変わり、今では「失敗」をしたいと思えるようなメンタリティになってきました。
この記事では、僕の「失敗」の捉え方がどのように変わったのか、なぜ失敗をしたいと思えるほど「失敗」に対するイメージが変わったのかを考えてみたいと思います。
成功よりも失敗がモチベーションになった日
先に断っておくと、「失敗」をしなくなったわけではありません。
細かな失敗(側から見れば細かいと思えないような失敗かもしれませんが…)を毎日のようにしています。
それは昔も今も変わりません。
ただ、その捉え方が変わっただけです。
昔は、失敗するのは恥ずかしいことだ、失敗したら周りにどう言われるかと、失敗イコール自分にとって悪だと思っていました。
そして、自分を責め、モチベーションが下がり、「結局、自分はこの程度なのか…」と落ち込むこともありました。
ただ、大学生になってからは、「失敗」に対する捉え方がガラッと変わりました。
この失敗をどのように生かそうか、失敗したことで新たな気づきを得られた、という失敗イコール自分の喜びに変わったのです。
だから、今となっては、はやく失敗をしたいと思うようになりました。
では、なぜこのように失敗を求めるようになったのでしょうか。
失敗は自分をより高みへと連れていってくれる
「失敗」は、僕にとってポジティブな事実です。
なぜなら、失敗は自分が行動した証であり、その行動したことにこそ価値があるからです。
失敗も成功も起こらないという凪の状態こそ、最も良くない状態なのです。
また、「失敗」には必ず原因があります。だから、明確な「学び」を得ることができます。
「成功」は様々な要因が複雑に絡みあっており、それを因数分解するのはとても難しいものです。
「失敗」からは学ぶことがあるのに、「成功」からは学ぶことがあまりないのです。
このように、「失敗」できる自分というのは、僕にとって理想に近い状態なのです。
それは、常にチャレンジできている証拠ですし、成長を促してくれるのです。
まとめ
失敗や成功は、単に行動した結果であり、それ自体には何の価値もありません。
だから、それをどう捉えるかが最も大切だと思います。
決して、僕のような「失敗」の捉え方が絶対に良いというわけではありません。
ただ、そのおかげで自分を責めるようなこともなくなり、次へ進むことに時間や労力を使うことができるようになりました。
失敗をして、「なんて私はダメなんだ…」、「やっぱり成功できない!」、「自分はここまでの人間なんだ!」と自分を卑下する気持ちはとてもよくわかります。
でも、人はそうすることでせっかくの失敗を生かすことなく、それに満足して終わってしまうのです。
もし、あなたが「失敗」の捉え方を変えることができたなら、その失敗はもはや成功だといえるでしょう。
「失敗は成功のもと」ではなく「失敗は成功」なのです。
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