こんにちは、高田です。
今日は、リーダーと孤独について考えたいと思います。
リーダーは常に孤独なものだ。
リーダーというのは、その組織にとっての正義を貫くことが、最も重要な役割になります。
そして、組織の正義は時に個人の正義と対立します。
そのとき、リーダーは「孤独」に陥るのです。
では、そのような孤独を感じた時に、どのように向き合い、対処していけば良いのでしょうか?
組織を守れるのはリーダーしかいない
僕は、学生の頃からリーダー的な役割を任せてもらうことが多かったため、これまでにたくさんの「孤独」と向き合ってきました。
部活動では主将・ヘッドコーチとして、仕事では経営者として、その組織が目標を達成できるように全力を尽くしてきました。
リーダーにとって、その組織をより良くすることが正義です。
そして、その組織がより良くなることが、最終的にはその組織に関わる個人にとってもより良いことになります。
しかし、短期的にみると組織にとってより良いことが、個人にとっては不利益になることがあります。
例えば、経営者が「商品の値上げ」を検討しているとしましょう。
商品を値上げすることで利益率が改善され、新たな投資に資金を回せるようになり、より良い商品を提供できるようになります。
そして、より良い商品を提供し続けることが、結局は顧客のためになるでしょう。
これが組織にとっての正義です。
しかし、値上げと聞いて喜ぶお客さんは少ないでしょう。
なぜなら、短期的には損をしている感覚になるからです。
心ないクレームもたくさん浴びせられるでしょう。
でも、だからと言ってリーダーが値上げを決断しなかったらどうなるでしょうか?
物価の上昇に伴い原価だけが上がり、利幅が少なくなり経営が成り立たなくなり、商品を提供できなくなる。
原価を抑えるために商品の質を落とさざるを得なくなる。
これって結局お客さんのためになりませんよね?
つまり、組織の正義を貫くことは最終的に関わる人たちのためになると信じ、リーダーは行動しなくてはいけないのです。
では、このときに生まれる「孤独」とはどのように向き合えばいいのでしょうか?
孤独を感じたときに思い出してほしいこと
僕はこのような孤独を感じたとき、仲間・友達・家族・恋人など信頼関係の強い人を思い浮かべるようにしています。
自分は1人じゃない。
そう感じることが重要です。
僕は基本的にメンタルが強いので、ひとりで孤独と向き合って解決することもあります。(関連記事:精神的に不安定だったときの話をしよう)
ただ、信頼できる人に素直に打ち明ける方が、より素早くより完全に孤独感から解放されると感じています。
また、そうやって自分の迷いや弱みを曝け出すことで、周りの人との信頼関係もより強固なものになります。
だから、孤独を感じたら強がらずに素直に打ち明ける。
それこそが孤独との最高の向き合い方なのです。
まとめ
僕にとってはもう孤独は古くからの友人です。笑
孤独を怖いとは思っていません。
孤独を感じる=人とは違うものごとの見方ができている。
そのサインだと考えています。
人と違う視点を持てれば、それは大きなチャンスになります。
もし、あなたが孤独を感じているなら、友人や家族や恋人に打ち明けてみましょう。
きっと気持ちが楽になるはずです。
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