こんにちは、高田です。
6月22日、僕は27歳になりました!
いつも支えてくださっている皆さまに感謝しかありません。
今の僕があるのは、周りの人に恵まれているからとしか言いようがありません。
これからもよろしくお願いします。
今日は、27歳1記事目として、これまでの人生の挫折について書きたいと思います。
なぜめでたい日に挫折のお話?
そう思うかもしれませんが、僕にとって精神的に辛い出来事は、大きな成長のチャンスになってきました。
僕は、比較的にストレス耐性が強く、逆境で力を発揮するタイプの人間です。
あまり精神的な浮き沈みもないため、周りからもメンタルが強いと思われがちです。
ただ、僕も過去に3回ほど精神的に落ち込んでいた時期があります。
むしろ、その経験があったからこそ、今のような考え方ができるようになったともいえます。
では、どのような経験を通じてメンタル的に落ち込んだのか、そしてそれをどのように乗り越えたのか、実体験をもとに書きたいと思います。
EP1 社会的アイデンティティの喪失&失恋を経験した高校3年生
僕の初めての大きな挫折は部活動を引退し、同時期に高校生の間ずっと付き合っていた彼女と別れたことです。
部活動では、主将としてとてもリーダーシップとは呼べないリーダーシップを発揮し、とにかく目標を目指して突っ走っていました。
常にチームが勝つためにどうすれば良いのかを考え、自ら追い込んだ生活をしていました。
しかし、部活動を引退した途端に「テニス部」でも「主将」でもなくなり、僕は社会的アイデンティティを失いました。
また、それと同時期に高校1年生から付き合っていた彼女と別れることになりました。
自分の高校生活の2つの軸を同時に失いました。
そして、自分の存在価値がわからなくなってしまいました。
僕が、この喪失体験を乗り越えるには「時間」が必要でした。
10ヶ月ほどなにもせず、ただただ友達と遊び、ただただ時間が流れるのを待つだけでした。
その頃に一緒に遊んでくれた友達にはとても感謝しています。
EP2 自分と向き合いすぎて3日間声を出さなかった大学3年生
次に精神的に追い込まれたのは、大学3年生で事業を立ち上げて、1人で朝から晩まで仕事をしていた頃です。
この経験については、そのとき精神的に辛かったというよりも、今思い返してみると精神的におかしくなりかけていたなと思います。
文字通り朝起きてから寝るまでほぼ毎日パソコンに向き合って仕事をしていました。
コンビニで買い物をするときに声が出ず、3日間誰ともしゃべっていなかったことに気づいたくらいでした。笑
この頃は、仕事をすればするほど売り上げも上がり、それでモチベーションも高まっていたため、あまり自分がおかしくなっていることに気づきませんでした。
しかし、今思い返してみると偏った考え方や行動をとり、普通ではない状態だったと思います。
僕がこの状態から抜け出せたのは、「環境」を変えたからだと思います。
大学を卒業すると同時にテニスの仕事も再開し、素晴らしい仲間と共に挑戦をスタートできたことが大きいと思います。
テニスというスポーツや周りの人たちに支えられ、今があると思っています。
EP3 業界の違いにもがいた社会人2年目
最も今に近い挫折は、社会人2年目を迎えた頃です。
このときは、IT事業とテニス事業と二足の草鞋で個人事業主として活動していました。
いわゆるトレンド業界と成熟業界の、スピード感と成長度の違いに大きなストレスを抱えていました。
同じ努力をするのであれば前者にかけたほうが、明らかに速くそして大きく成長します。
ただ、テニス事業も成熟産業とはいえ、うちに限っていえば急成長し始めた頃だったので、力を入れなくてはいけませんでした。
自分がどちらにコミットすべきなのか。
それに悩み、なにも手につかない時期がありました。
日中はずっとベッドの上なんてこともありました。
僕がこの状態を抜け出せたのは、ひとつに絞ったからです。
2択に悩んで動けないなら、1択にしてしまえということです。
僕はこのときに成熟業界であるテニスを選び、今また成長業界であるIT分野にも挑んでいます。
病み期を乗り越えたことで得られた「あらたな視点」
僕は、必ず3〜5年でひとつのサイクルが回っています。(関連記事:自分のライフサイクルを知る)
これらの精神的な挫折は、このサイクルの狭間で起きます。
がむしゃらに努力し、ある程度の成果が出て、飽きがでてきたとき、そこに精神的挫折が訪れるのです。
冒頭でも述べたように、僕にとっての挫折は大きな成長機会です。
具体的にいえば、「あらたな視点」が得られるときなのです。
ひとつの物事に対してこれまでとは違う見方ができるようになり、それによって新たなチャンスを生み出せるようになるだけでなく、人としての深みを出すことができるのです。
まとめ
挫折というのは挑戦をやりきった人にしか訪れません。
きっと、目の前に広がる世界は今の自分が思うより素晴らしい。
それに気づくには僕自身が変わらなくてはいけません。
だから、僕はもっと挑戦しなくてはいけないし、挑戦したいと思います。
27歳も、立ち止まることなく前へ前へと進んでいきたいと思います。
こんな僕ですが、これからもよろしくお願いします!
この記事へのコメントはありません。