こんにちは、高田です。
今日は、なにか新しいことを挑戦しはじめたときに起こりがちな「三日坊主」について書きたいと思います。
僕は、今年1年間筋トレを週3~4回続けることができました。そして、今も仕事の合間に継続することができています。
実は、筋トレを1年間継続できる人の割合は0.3%と言われています。
たぶんこの記事を読んで下さっているあなたも三日坊主の経験があるのではないでしょうか?
では、なぜ三日坊主が起こるのか、どうすれば良い習慣を継続できるのか、実際に僕がどうやって筋トレを継続したのかを考えてみたいと思います。
なぜ良い習慣は三日坊主になってしまうのか?
ダイエット、禁煙、禁酒、英会話、習い事、勉強、読書、トレーニング、ランニング、食事管理など…
きっとあなたも挫折を経験したことがあるでしょう。
そのたびに「自分はなんてだらしない人間なのだろう…」と自戒の念に駆られたでしょう。
僕も良い習慣が続かないのは自分の意志が弱いからだとずっと思っていました。
しかし、実は三日坊主は人間の脳のはたらきからみると起こるべくして起こるものであることが分かっています。
人間の脳は、
1.常に心が平穏になることを求める
2.本能的に気持ちの良いことを求める
という機能を持っています。
だから、「よしっ!今日からお酒を飲むのやめるぞ!」とやる気充分に禁酒を始めても、確実に3日後には友人を飲みに誘ってしまうのです。笑
はじめの禁酒へのモチベーションが最高潮の状態は心が平穏に戻ろうとするため続きませんし、飲むと気持ちよくなると知っているためどうしてもお酒に手が伸びてしまいます。
これは自分の意思とは一切関係ありません。
脳がこのようなルールではたらいているのだから、三日坊主は仕方のないことなのです。
え、じゃあ三日坊主は治らないの?一般的に言われている治し方
とはいっても、「そっか、じゃあ三日坊主が治らないのは仕方ないんだ!」と諦めるわけにはいきません。
なぜなら、継続は力なり、続けることが出来なければ何事も成されないからです。
では、どうすれば自分の脳を欺き、良い習慣を続けることができるのでしょうか?
一般的な三日坊主の対策としてよく言われるのは、「自分以外の人と約束をする」という方法です。
この方法は、お互いに約束をすることで、良い習慣を破ることに背徳感を感じるように環境設定をするという狙いがあります。
また、約束を破ってしまったら現実的かつ適度なペナルティを課すとさらに効果的だと言われています。
このようにお互いが監視役になったり、ペナルティを課すことで、程よい緊張感を得られるのです。
要するに1人では三日坊主不可避なので、他人の目が気になる状況を作り出すことが重要だということです。
なぜ僕は1人で三日坊主を克服できたのか?
ここまで三日坊主の原因とその有力な解決法について触れました。
三日坊主は人間の脳の構造的に仕方ないことなんだ!
三日坊主をなおすには他人の力を借りればいいんだ!
ん??
じゃあ、なぜ僕は今年1年間週3〜4回の筋トレを続けることができたんだろう?
ここまでつらつらと一般的な知識を披露してきましたが、この疑問にぶち当たってしまいました。
僕は決して自分の本能に勝てる特別な能力の持ち主でもありませんし、誰ともトレーニングすることを約束していませんでした。
そこであらためて僕がなぜ良い習慣を続けることができたのかを考えてみると、ひとつの結論に至りました。
それは、僕が「自意識過剰」だからです。笑
自意識過剰というと悪い意味の言葉として使われることが多いですが、僕は裏を返せばとっても便利な性質だと思っています。
自意識が強いから、常に周りからどう見られているかを気にして、常に自分で勝手に架空の監視人を作ることができます。
だから、有言実行どころか不言実行できるのです。
言ったのにやらなかったらどう思われるだろうか…という強迫観念から行動できるのです。
これは決して優劣の問題ではなく、性格とか性質の問題だと思います。
だから、僕と同じような性質を持っている人は三日坊主になりにくいのではないかと思います。
まとめ
三日坊主は1人ではどうしようもない!
この真実を知っているだけでも、何度も何度も同じ失敗を繰り返すことはなくなるでしょう。
もし本当に良い習慣を続けたいなら、誰か身近な人と約束をしましょう。
できればそれをルール化して、対面で会うといいでしょう。
来年は、僕は節酒とプログラミング・英語の勉強を新たな習慣にしようと思います。
お酒はほどほどにします。飲みにいってもたくさん飲みません。家では飲みません。
プログラミングは自社で必要なWEBサービスを作れるようになります。
英語は仕事ができるレベルで話せるようになります。ペラペラになります。
さあどうなるか来年の年末をお楽しみに。
良いお年を!
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