こんにちは、高田です。
今日は、キャリアについて書きたいと思います。
これまでもキャリアについて、「なぜ慶應大学を卒業したのに就職しないでテニスコーチをしているのか?」、「高学歴コンプレックスという厄介なもの」などの記事を書きました。
僕は、キャリアというのは自分で選べるものだと思っています。
そして、「キャリアの選び方」≒「人生の歩み方」だと思います。
なぜ僕がこのようなキャリア感を持っているのか、その理由をこれまでの自身の経験を掘り下げて考えてみたいと思います。(ちなみに僕の略歴はこちら)
”普通コンプレックス”に苛まれた幼少期
僕は、小学校低学年の頃から「毎朝スーツを着て、通勤電車に乗っている自分」をイメージできませんでした。
当時の夢は、スポーツ関係の仕事をすることでした。理由は、爽やかでかっこいいと思ったからです。
しかし、そんなことを思いながらも、勉強もそこそこ、スポーツもそこそこな自分に「普通コンプレックス」を抱えていました。
挙げ句の果てには、どう考えても怒られるだろうという場面でうるさく騒ぐことができる友人を見てうらやましくも思ったほどでした。
”ストイックさ”だけが売りの思春期
その後、中学受験をして、慶應義塾湘南藤沢中等部に入学しました。
5歳年上の姉も同じ学校に通っていたこともあり、僕にとってそれは特別なことではありませんでした。
入学後は、スポーツに打ち込むことへの憧れもあり、小学生まで趣味程度にやっていたテニスに本格的に取り組むようになりました。
テニスガーデンレニックスのジュニアチームに所属し、高校卒業まで毎日部活動とテニススクールに打ち込みました。
部活動では、そのひたむきに打ち込む姿勢が評価され、主将を務めました。
ただ、テニスプレーヤーとしての目標を達成することはできませんでした。
自分の”強み”を理解した青年期
大学入学と共にテニスプレーヤーからテニスコーチへと転身し、母校のテニス部の指導をはじめました。
学校史上達成したことのない全国高校総体・全国選抜の出場を目標とし、それを就任2年目で達成しました。
そして、僕はテニスコーチとしてキャリアを歩みたいと思いました。
しかし、テニスコーチという仕事はお金も時間もないのが当たり前の仕事でした。
だから、時間や場所に縛られないインターネットを使った仕事と両立しようと考えました。
大学在学中に個人事業主としてウェブサイト制作とアフィリエイトの事業に取り組みました。
そして、大学3年生の夏、毎月安定して売上げられるようになったタイミングで、テニス事業に飛び込むことを決心しました。
大学卒業後は、個人事業主として恩師と共にテニススクール事業を中心にテニスガーデンレニックスの運営全般の業務委託を受けました。
潰れかけの状態から3期連続で業績を伸ばし、さらに成長するために恩師と共にI&V株式会社という事業会社を立ち上げました。
現在は、テニスガーデンレニックスとI&V株式会社の役員として経営に携わっています。
また、2021年にアイアンド株式会社を立ち上げ、新たな領域へと踏み込もうとしています。
キャリア感が養われる3つのステップ
このように僕は自分のキャリアを自分で選んでここまで生きてきました。
僕の知っている範囲では、このようなキャリア形成をしている人はいません。
僕は、「キャリア(人生)は自分で選べる」というキャリア感を得るまでに、3つのステップがあったと考えています。
- 自分と向き合う
- 自分を知る
- 成果を出す
1. 自分と向き合う
まず、ステップ1は自分と向き合うことです。
僕は、幼少期に自分とひたすら向き合いました。なぜなら、引っ込み思案で臆病な性格だったからです。
常に周りからどのように見られているか、どのように思われているかに気を遣い、ビクビクしながら自分で自分を監視していました。
その結果、自分と向き合う癖が付き、自分をより知ることができるようになりました。
2. 自分を知る
次に、ステップ2は自分を知ることです。
僕は、中学生・高校生とテニスに打ち込むことで、自らの特徴を知ることができました。
自分と向き合うことだけでなく、他者と比較することがこのステップになります。
その特徴をどう生かせるのかはわからないまでも、他人との共通点と相違点を理解しました。
その結果、自分をより生かすにはどうすれば良いのかを考えられるようになるのです。
3. 成果を出す
最後に、ステップ3は成果を出すことです。
いくら自分と向き合い、他人との違いを理解したとしても、それによって社会的な成果を出せなければ、キャリアが自分のコントロール下にあるとは思えないでしょう。
僕は、大学生から今に至るまで、様々な目標を達成してきました。(もちろん、それと同じくらいかそれ以上の失敗をしていますが…笑)
だから、社会における自分の特徴の生かし方を知りました。
自分がどのように振る舞うことが、最もインパクトのある成果につながるのか。
それさえわかっていれば、キャリアを自分で選べるようになるのです。
まとめ
僕は、自分のキャリアのこれまでを振り返り、これからを思い描くとき、とてもわくわくします。
なぜなら、まだまだ何者にでもなれる可能性に気づけるからです。
誰もが自由にキャリアを歩むことができます。
もし制限があるとすれば、それは自分の思い込みです。
どんなキャリアにも優劣はありません。
みんな自由なのです。
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