こんにちは、高田です。
今日は、テニスコーチとしてどうあるべきなのかを書きたいと思います。
僕のテニスコーチとしてのキャリアは母校の部活動から始まりました。選手が頑張ってくれたおかげでかけがえのない経験をさせてもらいました。
そして、一昨年からテニススクールのテニスコーチとして働き始めました。今ではたくさんの方に支えられ、担当するほとんどのクラスでキャンセル待ちを頂いています。
どちらも同じように成果を出すことは出来ていますが、そのためのアプローチ方法は全く違うように感じます。
だから、このタイミングで「テニスコーチ」について自分の中で整理しておきたいと思います。
テニスコーチの役割とは?
僕は、テニスコーチはリーダーでもありマネージャーでもあると考えています。
テニスコーチにおいて、
リーダー(先導者)としては、チームや選手を目標に向かって先導することが重要です。
例えば、目標達成のための練習や試合の計画を立てたり、結果に対してフィードバックを与えたりするのがリーダーとしての役割です。
マネージャー(管理者)としては、チームや選手が最大限能力を発揮できる環境を作ることが重要です。
例えば、選手のモチベーションを高めたり、チームが組織として上手く回るような仕組みを考えたりするのがマネージャーとしての役割です。
学校の部活動では、個人スポーツの側面もありますが、やはりチームの成長と成果が求められます。
テニススクールでは、個人スポーツの側面が強く、個人の成長と成果が求められます。
だから、学校の部活動ではマネージャーとしてのテニスコーチの側面が強くなり、テニススクールではリーダーとしてのテニスコーチの側面が強くなります。
僕は、リーダー(部活動の主将)→ マネージャー(部活動のコーチ)→ リーダー/マネージャー(テニススクールのコーチ)と変化してきたように感じます。
今は、子どもにテニスを通じて考える力を養ってもらえるような環境(マネージャーとしてのテニスコーチ)をつくりたいし、テニスを通じて成功体験を出来るような指導(リーダーとしてのテニスコーチ)をしたいと思っています。
まだまだまだまだ今の自分ではうまく出来ずにフラストレーションを感じることも多いですが、これからもっともっと勉強と経験をして相手も自分も納得できるようなテニスコーチになりたいと思います。
まとめ
僕はテニスを通じてテニスの運動技術以外になにを学んだかが最も重要だと考えています。
勝ち負けももちろん重要ですが、勝ったときの喜びや負けたときの悔しさは一過性のものでしかありません。
その結果を得るまでの過程でなにを学び、それをこれからどう生かすのかなのです。
最近は、親やコーチ・監督の「勝利至上主義」からの脱却を目指す動きも増えてきています。
「目先」の結果よりも「人生トータル」の結果に。
スポーツ界の最も難しい課題かもしれませんね。
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