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ITがもたらす最大の価値は「利便性」ではない

こんにちは、高田です。

今回は、インターネットをはじめとしたITの本質的価値について考えてみたいと思います。

僕は、常日頃から新しい技術にはなるべく触れようと意識しています。

技術革新はユーザーの利便性を高めます。

ただ、本当の価値はそれだけではありません。

この記事を読めば、新しいもの嫌いのあなたも、少しは新しい技術に興味が湧くのではないでしょうか?

新しい技術は使えば使うほど加速度的に良くなる!

ITをはじめとした技術革新は成長が加速度的であることが大きな特徴です。

新しい技術が生まれることで世の中をより良くするだけでなく、その新しい技術は加速度的に成長していき、世の中にパラダイムシフトを起こすようなインパクトを与えることができるのです。

つまり、新しい技術というのは、使えば使うほど便利になるということです。

ユーザーが利用することでデータが生まれ、それを取得・分析・改善することでより良くなり、またそれをユーザーが利用することで…という、「正のループ」を同時多発的かつ高速に起こすことができるのです。

もちろん、これまでのレガシー的な手法を用いても、ユーザーに与える価値の向上は可能ですが、ITのスピード感には到底及ばないのです。

歴史がそれを教えてくれます。

インターネットが世の中に普及してからインフラと化すまでわずか数年しか時間を要しませんでした。

それくらいITは世の中を便利にし、その価値を加速度的に伸ばしていったのです。

新しい技術を受け入れないのは大きな罪である。

「私たちの業界はITなんてなくてもなんとかなってるから!」

「人と人との繋がりで成り立ってるからシステム化なんてできないよ!」

「アナログでも私は困らないから!」

こんな声がよく聞こえてきます。

確かにそうかもしれません。

でも、僕はこの自己中心的な考え方が、全体の衰退の一因になっていると思います。

新たなシステムを導入しないから、人がやらなくても良い仕事を人にやらせている。

ガラケーしか使わないから、周りの人に手間をかけさせている。

新たな技術を使わないから、その技術の成長が鈍化する。

それを意識する必要があると思います。

もし、みんなが新しい技術を取り入れることに前向きであれば、きっと不幸な人が減るでしょう。

そして、幸せな人が増えるでしょう。

技術革新とは決して新しい技術が生まれることだけでなく、それを利用し改善していくことを含めて技術革新といえるのです。

自分がその足枷となるのか、協力者となるのか。

あなたならどちらを選びますか?

まとめ

技術に限らず、思想・文化・制度も同じようなことが言えると思います。

変化しなくても自分は困らないから。

という、自己中心的な考え方では、未来に優れたものを残すことはできません。

少しでもいいから新しいものに触れてください。

それがあなたにとっても、全体にとっても、より良い未来をつくる1歩になるのです。

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