こんにちは、高田です。
今日は、僕の同業者でもあるホームページ制作代行業者の選び方について書いてみたいと思います。
ホームページを作る会社は、2000年代初頭のインターネットブームで爆発的に増えました。年々淘汰が進んでいますが、今でも多くの企業や個人がホームページやオウンドメディアの作成を行っています。(WEB制作会社年鑑という雑誌によると全国で1727社以上あるそうです。)
それだけの会社数があれば玉石混交です。下手したら素人でも数時間で作れるようなウェブサイトに値段をつけて販売しているようなところも未だにあります。
そのため、依頼者も業者のホームページや案内ページの内容を鵜呑みにせずに、きちんと判断する基準を持たなくてはいけません。
では、どのような基準を持ってホームページ制作を依頼する会社を決めれば良いのか、僕なりの「ホームページ制作会社の選び方決定版」を書いてみたいと思います。
おすすめのホームページ制作会社の選び方
僕自身ホームページを作る仕事をしているのでわかりますが、ホームページ制作はとてつもなく手間がかかります。
そのホームページで成果を出すために必要なウェブマーケティングまできちんとしようと思ったら、正直なところ1案件捌くだけでもかなり重労働です。(だから、僕は1ヶ月に1つずつしかホームページ作成は請け負いません。)
しかし、世の中には「格安」で「たくさん」のホームページ作成を請け負っている会社もあります。
では、どのような基準を持ってホームページ制作会社を選べば、自分が求めているホームページを手に入れることが出来るのか、具体的な3つの判断基準を挙げてみたいと思います。
制作費用が極端に安くないか?
ありきたりですが、ホームページ制作にかかる「費用」は判断基準の1つになるでしょう。
僕としては、提示している金額が相場よりも大幅に安い場合は注意が必要だと考えています。
なぜなら、「ホームページ制作費が安い」=「そこにかける時間と人件費が少ない」もしくは「ホームページ制作以外のオプション料金が高い」という可能性が大きいからです。
前者の場合は、時間も人も割いていないわけですから良質なホームページが納品される可能性は低いでしょう。
後者の場合は、「格安」、「1サイト○万円~」と低価格を謳っているにも関わらず、最低限のオプションをつけて見積もりをすると相場とあまり変わらないということも多々あります。
先にも書いたようにホームページ制作はいくらでも手間のかけようがあります。つまり、あまりにも安いホームページ制作業者に依頼して、期待通りのホームページが納品されるということはほぼないでしょう。
その会社の「売り」は本当に実績に繋がるのか?
これまたありきたりですが、ホームページ制作会社の「売り」とそれが生む「成果」は判断基準の1つになるでしょう。
ホームページ制作会社の案内ページには必ず「うちの会社のホームページ制作の売りはコレ!」といった類の見出しがあります。その会社の売りを明らかにして他との差別化を図らなくてはいけません。
僕も、「他のホームページ業者にはないSEO理論」、「ウェブライティングの技術」、「再現性の高いウェブマーケティング」を売りに、他にはマネできない「集客力の高いホームページ制作」を行っています。また、それらの売りによって集客力の高いウェブサイトを制作した実績をいくつも公表しています。
しかし、制作会社によっては「売り」と「成果」に因果関係がないにもかかわらず、まるで「うちに依頼すればあなたの望んでいる成果が出る!」と言わんばかりの表現をしていることがあります。
例えば、「集客力アップのために指定された検索キーワードで1ページ目にホームページを表示します。」というSEOを売りにしているホームページ制作会社を見つけました。
まるで検索キーワード1ページ目(検索順位上位10サイト)に表示すれば、効果的なホームページ集客が可能になるように書かれています。しかし、実際は検索者(検索した人のうちどのサイトにもアクセスしなかった人を除く)の7割は検索上位3サイトまでにアクセスするというデータが出ています。
つまり、「検索結果1ページ目に表示できる」=「集客力の高いホームページを作れる」とは言えないにも拘わらず、まるでそうかのように表現しているのです。
このように、その会社の「売り」が本当に自分が望む「成果」をもたらすのかどうかを見極めることは大切でしょう。
その会社は仕事に情熱を持っているのか?
ホームページ制作会社に限らず、お店や取引先を選ぶときにはその会社の「背景」が判断基準の1つになるでしょう。
僕はこれこそが1番大切な判断基準だと思っています。
作成するホームページの費用対効果ももちろん重要ですが、「なぜホームページを作っているのか?」という大義名分のない会社を選ぶべきではないでしょう。
なぜなら、お金稼ぎのためだけにやっている人たちが手掛けるホームページには魅力がないからです。やりたくないことをやっている人が作ったものに、人の心を動かす力がないのは当たり前です。
逆に、ホームページを作る「使命」のある会社は、人を魅了するようなホームページを作ることが出来るでしょう。
このように、「どうしてホームページ制作を行っているのか」という背景を大切にすると、費用対効果を越えるものが手に入るでしょう。
まとめ
ホームページビルダーやWix、Jindo、グーペなどのホームページ作成ツールの普及と発展によって、無料や格安でホームページを自力で作れる時代になりました。
正直、そんな時代に1案件何十万円もかかるホームページ制作会社が生き残れるはずがありません。
ただ、そのような厳しい環境だからこそホームページを作る大義名分のある会社は、他のビジネスとしかとらえていない会社に大きな差をつけることが出来ると思います。
なぜなら、ホームページにはその作者の思いが宿るからです。
そして、その思いがそのページを見た人の思いを動かすのです。
僕が何を言いたいか、あなたはもうわかっていますよね?
ホームページを作るときには僕に頼むべきだということです。(笑)
ということで、よろしくお願い致します。
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